手芸やさんでも100均でも糸って色々種類があります。
100均などでも糸を扱っていますが、使えないこともないのですが、
糸の耐性などを考えるとパッチワーク専用の糸を使う事をおすすめします。
~目次~(もくじ)
パッチワークキルトで使う糸の種類
パッチワークキルトに使う糸は、大きく分けて4種類あります。
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ピースワーク用糸
布のパーツを縫い合わせるときに使う糸です。細くて布通りがよく、縫いやすいのが特徴です。 -
キルティング用糸
表布・裏布・キルト芯を一緒に縫うキルティング作業で使う糸です。強度があり、蝋引き加工などがされていて摩擦に強く、美しいキルティングラインを作れます。 -
しつけ糸
作品を仮止めするときに使う糸で、手で簡単に切れるのが特徴です。仕上がったら取り除くので、他の用途には使いません。 -
アップリケ用糸
アップリケ用糸は、布の端をきれいに縫い付けるアップリケ作業に使う糸です。
細くて丈夫で、色の種類が豊富で、縫ったときに目立ちにくいのが特徴です。
アップリケ専用の糸もありますが、私はいつも普通の手縫い糸を使っています。
手縫い糸は身近で扱いやすいため、初心者の方にもおすすめです。どちらの糸を使っても問題ありませんので、自分が使いやすい糸を選んでくださいね。
ピースワーク糸とキルティング糸は分けるべき?
パッチワークの糸は、ピースワーク用とキルティング用で分けて使わなければいけないの?と思う方もいますが、
私はあえて兼用しています。
もちろん、縫いやすさやこだわりで使い分ける方も多いですが、私の場合は「デュアルデューティ糸」を使って、ピースワークもキルティングも同じ糸で済ませています。
以下で、それぞれの用途に向く糸や、私が使っている糸について紹介しますね。
パッチワークキルトに使う糸
パッチワークキルトは、布を縫い繋ぎ、表布・裏布・キルト芯をしつけしてから
キルティングをして作り上げていくので、
それぞれ、使う糸が違ってきます。糸はそれぞれ、太さや、縫いやすさなどが違います。
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パッチワークのピースワークに使う糸

ピースワークは、はぎれなどを縫い合わせることをいいます。
ピースワーク糸は、デュアルデューティのピースワーク用の糸や
ピセ・ギッターマンなどがあります。昔は、モンリッキー糸がありましたが、
廃盤になってしまいました。どの糸も、キルティング糸より細く、布通りがよい糸です。

ピセの糸は、糸巻が木で出来ていて、見た感じもかわいいです。
パッチワークキルティングに使う糸
キルティングに使う糸は、強度があり、表面に蝋引きなど加工などがされているものがあり、
摩擦に強い糸です。キルティングしたときに美しいラインが出ます。
私はやはりデュアルデューティのキルト糸がおすすめです
フジックスからも、キルト用の糸がでています。
私が使っている、パッチワーク糸
私自身は、パッチワークはデュアルデューティの緑のラベルの糸を
使ってパッチワークしています。ピースワークと、キルティング両方に使い、
アップリケするときなどは、ピースワークに使う糸や手縫い糸などを使います。
デュアルデューティ―の緑ラベルの糸は、強く表面に蝋引きされていて、
縫う時の布の通りも好きで、気に入って使っています。
張りがある糸のため、糸も通しやすく糸のからみが少なくて好きです。
パッチワーク糸は自分の使いやすい糸を
パッチワーク糸は、自分が使いやすい糸を選ぶのが一番です。
私がよく使う「デュアルデューティ糸」は、通っている手芸店で常に置いてあり、セールの時にまとめ買いしています。手に入りやすいのはとても助かります。
色は数種類ありますが、普段は使い勝手の良い生成り色をメインに使っています。
また、ピンク系のキルティングをするときは、作品に合わせてピンクの糸を使うこともあります。
しつけ糸について
しつけをするときに使う糸です。
はさみなどを使わずに手で簡単に切ることができます。
しつけ糸に関しては、作品が出来上がると取ってしまう糸なので、
100均などでもあればそれを使えます。
ただしつけ糸だけはほかの用途には使えませんので、
きちんと準備しておくことをお勧めします。
パッチワーク糸について最後に
パッチワークに使う糸を紹介させていただきました。
ピースワーク用・キルティング用・しつけ糸と分けて使うか、
キルティング用の糸でピースワークの糸を兼用して使っていくか、
糸は本当好みなので、自分の好きな糸を見つけて使っていただきたいです。
パッチワーク初心者さんは、まずは、キルトとピースワーク兼用で使い始め、
そのうち糸も縫い心地や、色などを合わせて集めていくといいと思います。
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