ちょっと大変なイメージがある綿はり(しつけ)ですが、
イメージをつかむため家でするしつけをご紹介します。
私の仕方なので参考程度にみてください。
家でする綿はり(しつけ)もいろいろ方法があります。
私の場合、普段は、リビングのテーブルの上の部分が取り外しできるので
それを裏返し、押しピンで抑えながら綿はり(しつけ)をしています。
(綺麗に仕上がるからです)
でもなかなか、テーブルに押しピンなんて。。。と思う方も
多いと思います。もちろん床や畳も同じ事。。。
なので、床でガムテープを使っての、綿はり・しつけの方法をご紹介します。
しつけする場所は、キルトを広げれる広い場所。リビングや、和室など。
パッチワーク大きい作品床でのわたはり仕方
![綿はり トップ・裏布・キルト芯](https://nuno.love/wp-content/uploads/2019/03/wara1.jpg)
① トップ(ピースワークしてアイロンをすませます)
②裏地(トップより少し大きめ足りない場合は
布を接いでくださいこれもアイロンをすませます。)
③キルト芯(これもトップより少し大きめに用意。)
*関連リンク*パッチワークに使うキルト芯
![パッチワークしつけの道具](https://nuno.love/wp-content/uploads/2019/03/wata2.jpg)
①スプーン (綿はりの時に、針をすくうため
プラスチック製の方が針を傷めなくていいと言われてます。粉ミルクのスプーンなども
②ガムテープ もしくはセロハンテープ
布を止めるのに使います。
③安全ピン 最後に、キルトの端を留めるため
④ しつけ糸
⑤ ピンクッションとしつけ針
しつけ針はあればあるだけ最初にしつけ糸を通しておいた方が楽です。
![パッチワークしつけ準備](https://nuno.love/wp-content/uploads/2019/03/wata3.jpg)
まず裏布を広げシワにならないように、ピンと
はります。中心から手でシワを伸ばします。
端をガムテープかセロテ-プで少しひっぱり加減でとめます。
ちょっとつなぎ目が
目立ってますね。
![パッチワークしつけ綿](https://nuno.love/wp-content/uploads/2019/03/wata4.jpg)
次に綿を重ね。同様に、中心から、手でなでるように、シワを伸ばしていきます。
伸ばしたら、またその上をテープで留めてください。
トップもおなじように、広げます。テープでとめます。
ここで気をつけるのは、生地とキルト芯を
動かさない事。特に裏地は見えない分気をつけてください。
しつけの仕方もイロイロあります。放射線のようにする方法と、格子の方法。、
私は格子のを基本に、ヨコの放射線の線を入れたりします。
ちょっと大きいので四等分にした図で
表しますね左端が中心としてみてください。
綿はりは、中心からしつけをしていきます。
針が止途中で止まったり端の部分は返し縫いをしてくださいね。
糸があまったら手で引っ張って切ってます。
その中で、少し間が開いたかな?と思うところは
ピンクの線のように、ヨコにしつけしたりします。
しつけの幅も、ピースワークによってさまざまです。
10センチくらいの幅をとっていますが、
ピースワークが細かい場合や、
ボーダーの端の部分は少し細かめにしつけています。
もう少し多くしたい場合は点線のようにしつけを増やしてね。
ここは参考程度に見てくださいね
![パッチワークしつけ仕方](https://nuno.love/wp-content/uploads/2019/03/wata6.jpg)
針が下まで通し、スプーンで、生地を押さえ気味にし、針を上に持ってきます。
全体に綿はり(しつけ)ができたら、
ガムテープをはずします。(粘着力があるので取りにくい場合があります。
![パッチワーク大作しつけ](https://nuno.love/wp-content/uploads/2019/03/wata8-1.jpg)
端の部分を折りたたみ、安全ピンで留めます。これでしつけ完了です。
しつけは一人でするととても時間がかかるので、
なるべく、長い時間広げれる場所か、パッチワーク仲間にお手伝いしてもらうか。
それと、糸通し なども使ってみると便利だと思います。
大作だと大変ですが、
一度しつけをはじめたら、一気に仕上げるつもりで頑張ってくださいね。
しつけが済んだら、いよいよキルティング、きちんと、フープと
シンブルを使うと綺麗にキルティングできます。
*関連リンク*キルティングが楽になる!おすすめラップフープ
*関連リンク*シンブルの使い方
*関連リンク*パッチワークキルト大作作り参考 中級者さん向け